問 題
所 見
いくつかの中学校で、小惑星イトカワと探査機はやぶさをテーマにした問題が出題されていました。その中でもとりわけ印象に残ったのが計算問題ありのこの西大和本校入試の問題です。
なぜ管理人の印象に残ったか。...いいですか、ここからは
あくまでも私の個人的な意見なので華麗にスルーして頂くことを前提としますよ。この問題を理科的に解くために(答えを1つに絞るために)必要なデータとして
「はやぶさが地球に帰還するとき、地球の自転に沿う向きに大気圏に突入するのか、自転に逆らう向きに突入するのか。」
があります。大人であり理科講師である管理人にしてみたら、そんなもん自転に沿う向きに決まってんだろ、となりますが、受験生にはそうはいかず問題文中にヒントを求めます。でも問題文を(他の部分もあわせて)何回も読んだのですが、突入の向きに類する記述は発見できませんでした。
この記述が無い場合、
理科的に考えるなら答えが2通り出ます。
じゃ、この問題の答えは1つじゃないの?というと、そうでもありません。理科的に絞れなくても社会的に絞ることができます。それは図4の鮮明にした写真の陸地の様子から答えを絞る!という何ともドロくさい方法です。そりゃ印象にも残ります。
管理人のまわりの人間はすべてこのポイントをスルーしてたので、ただ単に管理人の考え過ぎなのかもしれません。素直に解く、確かにそれは大事なことですよね。
( 2012-02-09 )
解 答
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解 説
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