問 題
所 見
昨今の灘の力学というのは、進学塾が成績優秀な受験生に解かせるような、てこだかばねだか滑車だか輪軸だか浮力だかをミキサーにかけてひねり出したゴチャゴチャでコテコテで煩雑な計算問題を「残っ念っ!でしたー(ババァーン!)」な感じで真っ向から否定してくる。物理を通した灘が求める人物像というのが見えないわけじゃない。
管理人もそういうのがわかってるから授業中に、いわゆる発想の転換とか問題文中のヒントの使い所とかを鍛える問題を織り込んでみるけど、全員が灘を受験するでもないし、コテコテな問題が必要な主願校も併願校もあればそれを楽しいと感じる受験生もいるわけで、扱わないわけにもいかない。まぁ仕方がない。何事もバランスですよ、この問題みたいに、そして社会で生き抜くために。
今年度のこの円形枠問題も、やはり文中にあるヒントを使うだけで計算などせずに答えが導ける灘の通常運転です。半径2倍あたりで軌跡が絡んできて面白いと思えた、かな。
( 2017-06-14 )
解 答
:: クリックで解答を表示 ::
解 説
この問題の解説を見るためには、理総研にログインして下さい。
投 票
118
47
この問題を見て、何か心に響くもの(おもしろい・楽しい・管理人かっこいー等)があれば+ボタンを、そうでない場合は−ボタンをクリックして下さい。クリックは1つの問題に1回のみ有効です。
この年・この一題トップにもどる