問 題
所 見
2015年度、001に引き続きここイチ002も甲陽です。
甲陽の理科は記述も多いですが、それとは別に、物理・化学・生物・地学を問わず
定量的分析がとても大事です。定量的...うーん、要するに、与えられた数値データから規則やらを見つけ出してその次を予測する、という意味でこの言葉を用いました。表の穴埋めであるとか、過不足なく反応する場所を特定するとか。甲陽の理科にはその力が必要不可欠です。
管理人の教え子達は、
管理人作成による洗練されつつも無慈悲な化学計算問題をこれでもかと解かされ傷つき這い上がり、最短経路の効果的なテクニックを我が糧とし、ついには表やグラフの問題を見たら解きたくて解きたくて体が震えるほどにまで成長し、こういった定量的分析は得意となっていく....
はず....なので、この大問も問2の段階でグラフ書けなんて興奮しまくりだっただろうし、その後の問7までの道筋がハッキリ見えていたと思うイヤ思いたいイヤ思わせてくれ。
しかし甲陽の理科でグラフ問題なんて何も珍しくはないのに何故ここイチでピックアップしたかと言いますと、それはやはり、前年同様そのコンセプトが実に新しいからです。こんな形のグラフは初めて見ました。たとえ初見となっても鍛え抜かれた我が精鋭達にとって特に問題なかったはずなのですが、それだけではなく実は問2の正解のグラフはとても奥が深くて、「
あること」に気付くとそれ以降の小問はトンデモナク簡単に答えが出るようになります。そこが管理人の琴線に触れたのです。実に面白いのですスゴイんです。普通にやっても解けるのでその「あること」をココでは書きませんけどね。
下の解答は必要なポイントも描いています。赤い点は自分で追加できる座標で濃青の線は確定ライン,それに淡青の予測ラインを付け加えたものが正解です。
( 2015-02-20 )
解 答
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解 説
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