中学受験専門 理科総合研究所 −理総研−

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左 理総研:この年・この一題 右
  • 2009年度 灘中学校 (兵庫県) [物理] 

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問 題
所 見
中学入試ではあまり見かけない、内部抵抗をテーマにした灘の2009年度入試・大問3です。小学生の間は、学校や塾で習う「抵抗と電流の関係」はいつも反比例の関係で、もちろんそれで充分だと管理人も思っています。

あえてこの問題を出す灘もアッパレなもので、解くために必要な知識はしっかりと問題文の中に散りばめられています。キルヒホッフの第一法則が図4にありますね。だいたい素人講師は「こんな図、当然なんだからイラナイよね」とかやっちゃう。そんな輩に限って、電球部分の左半分と右半分の抵抗比が2:1だから電池も2:1で分けて、、、とかやって、問2(5)の答えを35mAとか、矛盾に気付かずにドヤ顔で解答する。そんな説明したら、純粋な生徒は「あ、そんなもんなんだ」と妙に納得させられてこの問題を終えてしまいます。本質は置き去りにされたまま。

いろんな塾が発行する模範解答や解説書を持ってますが、その大半で解答が35mA。英○社の赤○も解答が35mA。Webをさらってみると解説動画がありましたけど、それも解答が35mAで解説ゴリ押し。何なのよ。素人と似非講師は引っ込んd、いえ、何でもないです。もちろん正しい解答を提示している塾もあります。その塾の灘担当の理科講師は(図3,図4を使ってちゃんと解説できるなら)信じてイーでしょう。

未だに(5)の解答が35mAだと思ってる講師は、ここの模範解答を見て図3,図4の重要性を認識し、正しい解答へつながる解説ができるよう己を磨いておきましょう。
( 2013-02-19 )
解 答
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解 説
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