ブログカテゴリー[我思う故にWareあり]の前回の記事で、FLASHを使用したサイトをChrome version21.0で閲覧していると今までのバージョンに比べて重いなぁ〜と感じたり、タブをたくさん開いていくと
『Shockwave Flash has crashed.』
『プラグイン「Shockwave Flash」は応答していません。』
などといったエラーが発生し、他のタブまで真っ白けで閲覧すらできなくなる現象について書きました。
理総研Webに訪れる検索ワードを逆引きしてみたら、結構な訪問が件のブログ記事にあり、同じように苦しんでいる方々が多いんだな〜と知って個人的にさらに調査を進めていました。
前回の記事に書いたとおり、Chromeはversion21.0からはFLASHの新しい拡張プラグインアーキテクチャであるPPAPIを採用しています。従来のNPAPIとは相容れない仕様であるにも関わらず、このPPAPIとNPAPIが混在している状況では、そりゃFLASHも動きづらいわな....という感想です。「M先生は○○しろって言うしK先生は△△しろって言うし、もーどーしたらイーのよ!」って感じでしょうか。
この問題を
簡単に解決するにはChromeのプラグイン設定を変更するだけでOKです。
- Chromeの右上の方の「スパナのマーク」(Google Chromeの設定)をクリック
(追記:ver.22から三本線のマークに)
- 開いたメニューの「設定」をクリック
- 設定タブが開くので、一番下の「詳細設定を表示...」をクリック
- 新たに出てきた画面から「プライバシー」の項目を探し、そこにある「コンテンツの設定...」をクリック
- 新しくコンテンツの設定画面が開くので、そこの「プラグイン」の項目の「プラグインを個別に無効にする...」をクリック
- インストールされているプラグインが一覧で出てきますが、FLASHを探す前に右上にある「+詳細」をクリック
- たぶんどこかに「Flash (3 files) - バージョン: 11.3.31.232」みたいなものあるので、この記事の画像みたいに1個だけ有効にして他をすべて無効に。
- Chromeを1回閉じて、再び立ち上げる
たぶんこれで、あの頃の快適なChromeが帰ってきます。手順7の画像ではあえてNPAPIを残していますが、混在していない状況を作り出せるならPPAPIだけを有効にする、でもOKでしょう。
すでにある機能を「無効」にするという行為が根本的な解決になるとは思えませんし、んじゃなんでPPAPIを組み込むときにNPAPIを無効あるいは解放しなかったのか、またはその選択をユーザーに委ねなかったのか、とか思う次第です。