食品をあたためる為に使う電子レンジ、使い方にルールがあると知った小学生の頃のある風景が思い出されます。母親の怒声、立ちすくむ管理人、そして飛び散る生卵。
幾年も過ぎ、実際に体験してみることもなく金属を入れてはイケナイとか密閉されたものを入れてはイケナイとか知識ばかりを膨らませ、私は本当にしょうもない大人になってしまいました。
そりゃあ今も家には自分専用の電子レンジがあります。やろうと思えばスイカだってCD-ROMだって投入可能です。でも掃除がめんどくさいし...本当にしょうもない大人になってしまいました。
そんな私にうってつけの動画があったので紹介しておきます。ただこの動画は理科実験をしているのではなく、アメリカにあるフードチェーン(?)の宣伝のようです。感銘を受けたら何か買ってあげて下さい。
電子レンジがモノをあたためる理屈
電子レンジはまずその内部のマグネトロンという真空管からマイクロ波(電波の一種)を発します。マイクロ波は超高速でプラス・マイナスの変化を繰り返し、それが食品内の水(この水の分子もプラス・マイナスの極性を持ってます)を超高速で振動させます。
あっちもこっちも水分子が振動していると分子どうしの間でまさつ熱が生じ、それが食品をあたためる熱となります。
だいぶ説明は端折ってますけど、つまり
先生:「押せ、引け!」←マイクロ波
生徒:「おしくらまんじゅう!押されて泣くな!」←振動・まさつ
生徒:「なんかアツクね?」←発熱
こういうことかな。
動画は見るだけにして、絶対おウチの電子レンジでやっちゃダメだぜ。それが大人ってもんだろ?